正常性バイアスと体のリスク

正常性バイアスとは?

正常性バイアスという言葉を聞いたことがありますか?
正常性バイアスとは心理学の用語で、人間が予期しない事態に面したときに、その事態を正常の範囲だと自動的に認識する心のメカニズムを指します。
何か起きる度に反応していると精神的に疲れてしまうため、人間にはそのストレスを回避するために自然と脳が働いて、心の平安を守る作用が備わっているのです。

ところが、この防御作用とも言える「正常性バイアス」も度が過ぎると、深刻な事態を招くことになります。
つまり一刻も早く行動しなければいけない非常事態であるにもかかわらず、脳の防御作用によって認識が妨げられ、結果として生命を危険にさらすことになりかねないのです。

正常性バイアスと体のリスク

この正常性バイアス、災害などでよく使われる言葉です。
豪雨による河川の氾濫や山崩れなどでは、「この程度であれば、まだ大丈夫。今まで氾濫したことはない。崩れたことはない」とか、台風による高波や地震による津波では「ここまで波が来ることはない。過去にもなかった。堤防があるから大丈夫」といった反応をしてしまう場合があります。

病気のリスクを過小評価することもある

でも、この正常性バイアス、からだのリスクについても言えると思います。
たとえば「がん」。
私も含め、ほとんどの人は「自分はがんにならないだろう」とか、「うちの家系はがんがいないので大丈夫」といった、リスクを過小評価してしまう傾向があります。

でも実際の数字に目を向けてみると、生涯で2人に1人はがんになりますし、がん患者の3人に1人は現役世代の方。また遺伝性のがんは実際には5~10%程度といわれています。
つまり、がんのリスクは誰にでも存在しているのです。

きちんと考えてリスクに備えましょう

きちんとリスクについて考えて備えるのが正解


正常性バイアスに打ち勝つためのヒントが「釜石の奇跡」にあります。
東日本大震災の際、釜石市では、独自の防災教育によってバイアスを打ち破り、犠牲者の数を抑えることができました。
そのカギは、学生が「率先避難者」となったことです。
防災に関して徹底的にたたき込まれた学生たちが「みんな、今すぐ避難しよう!」と家族や近所の人に言葉をかけ、実際に避難しました。
周りにいた大人たちは、この学生たちに動かされて同じように避難し、命を守ることができたのです。
私は、人生における大きなリスクの「率先避難者」になりたいと思っています。


私は、保険の仕組みについて徹底的にたたき込まれています
保険に関わる者として、皆さんよりはるかに多くの事例を目にしてきました
だから、大きな声で「そのままだと危険ですよ!」、「今すぐ、きちんと考えてくださいね!」と声をかけることができます。
皆さんは、その声に耳を傾けてくれますか?

特に残念に思うのは、ご本人がリスクに気付いたときには既に間に合わなくなっているという状況です。
ほとんどの場合に言われるのが「自分がこんな目に遭うとは思っていなかった」という言葉なのです。

ですからどうぞ「がんにはならん」、「自分は大丈夫」などと考えないでくださいね
リスクを過小評価せず、きちんと分析して、賢く備えましょう!

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