金利の力ってどれくらい?

バブルが崩壊してから
就職氷河期を経験し
デフレ世界で20代~40代を過ごしてきた
段階ジュニア世代。
銀行で金利の力を
まともに経験したことは
一度もありません。
口座にお金を置いていても
お金は全然増えませんし
それが
普通だと思っていました。

実際
そんなに困っていなかった
というのも
事実かも知れませんね。
物の値段が
上がらない
デフレ世界だったからです。
ところが
日本でもついに
インフレが始まりました。
ウクライナ戦争による
エネルギー価格の上昇。
世界的な
食糧の高騰によって
生活のほとんどを輸入に頼っている日本で
モノの値段が次々に
高騰していっているのです。
こうなったら
どうやって自分たちの生活を
防衛できるのか?
ということになりますが
考えてみたいのが
金利の力。

72の法則を聞いたことがありますか?
これは、金利から、
元本が2倍になるまでの年数を計算できる式です。
たとえば、
今、一般的な銀行の普通預金金利
0.001%で考えて見ましょう。
この金利で元本100万円が200万円になるまでの期間は、
72÷0.001で計算します。
すると7万2000年!!
ちょっとあり得ない時間ですよね。
ではここで
金利を5%にしてみましょう。
計算式は
72÷5=14.4
14年と
7万2000年と比べると
ずいぶん短くなりました!
金利が違うと
お金が増えるスピードは
こんなにも
違うんですね。
なので
考えたいことは
お金をどこに
置いておくか?ということですよね。
もちろん
金利の高さは
リスクの高さを
表してもいます。
なので
すべて
金利が高いことが
よいというワケでは
ありません。
だけど
しばらく使わないお金や
増やしていきたいお金は
金利の高いところに
移動するだけで
大きな違いが出てきますね。

みなさんは
どう考えますか?