子どもの骨折が30年前の1.5倍!

突然ですが、皆さんのお子さん、骨折したことはありますか?
私は子どもの頃に骨折したことがあります(はしゃいで2段ベッドから落ちて腕を骨折 ww)

一昔前は、子どもの骨折は男の子が多く、「活発な証拠」といったイメージが多かったようですが、最近は様子が変わってきています。


「跳び箱で手をついただけで両手首を骨折した」とか、「マット運動を少しやっただけで首を痛める」などのように、簡単なことで骨折してしまうお子さんが多いみたいですね。
聞いた話では、階段から降りていただけ・というケースも・・・。

つまり、今の子どもの骨折は、高齢者の骨折のように 「バランス能力、体力、移動能力などが衰えること」ロコモティブシンドローム)と関連付けられているようです。
悲しいことに、子どもたちの骨が弱くなってしまっているわけですね。


今日は、子どもの骨が弱くなっている原因として考えられるものや、骨を強くするためにできることをまとめます。
また、万一に備えるどんな保険があるかについてもお話ししますね。

子どもの骨が弱くなっている原因

まず、最初に子どもの骨が弱くなっている原因についてまとめてみます。

運動

骨が成長するには負荷をかけることが必要です。

宇宙飛行士は無重力空間にいるために、骨に重力がかからず骨が弱くなってしまいます。
それで定期的に宇宙ステーションの中で運動をしているのを見たことがあると思います。
骨には、適度な負荷をかける運動が必要なわけです。

でも我が家もそうですが、最近の子どもは塾や習い事に行かなくてはならなかったり、ゲームやインターネットなど、家にこもる遊びが多くなっていることから、運動不足になりがち。

そのため、骨がしっかりと育たず、ささいなことで骨折しやすくなってしまうというわけです。

食事

子どもの骨が弱くなっている原因として、食事の変化も挙げられます。
今は、穀類、野菜、魚を中心とした食事よりも、コンビニやファストフード店で食事を済ませることが増え、栄養バランスが崩れがち
残念ながら、日本人のカルシウム摂取量は、全体的に不足しがちだと言われています。

(厚生労働省「令和元年 栄養素等摂取状況調査」、「日本人の食事摂取基準(2020年版)を参照)

特に成長期の子どもには、栄養バランスのとれた健康的な食事を用意することが大切ですね。

睡眠

人は睡眠中、体の中でさまざまなホルモンを分泌しますが、その中で骨の成長に大きくかかわっているのが成長ホルモン

成長ホルモンは、骨を強く成長させる役割があるため、子どもの頃からしっかりと睡眠時間を確保し、その分泌を促すことが大切。
しかし、現代の子どもは幼少期から睡眠不足になりがち。

世界17ヵ国・地域で「0~3歳児の総睡眠時間」を調べたデータ(Mindellらの研究論文、2010年発表)によると、日本は11時間37分で最も短く、最長のニュージーランドの13時間19分より1時間42分も短いそう。
思春期の若者(中学生)の睡眠時間の比較でも、日本は平均7時間台で、米国より約30分、欧州諸国より約1時間30分も短いのです。

睡眠に関する研究や教育で著名なNPO・全米睡眠財団は子どもの睡眠時間について、3~5歳は10~13時間、小学生は9~11時間、中高生は8~10時間を推奨しているのですから、日本の子どもたちの睡眠不足は一目瞭然ですね・・・。


調べていくと、他にも「ストレスがかかると、カルシウムをいつもよりたくさん尿と一緒に排泄してしまう」などなど、
なんだか、ネガティブな話がいろいろ出てきますが、これからどんなことに気を付けたらいいのか考えましょう。

子どもの骨を強くするには?

私たち親のちょっとした心がけで、子どもたちの骨を強くすることができます。

食事を見直してみる

まごわやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?

バランスの良い和食にするために必要な食材の頭文字をとったものなんです。
これに、発酵食品の「酵素」の『こ』を加えた、
以下の食材を1日の食事に含めるように意識すると、
バランスよく栄養素をとることができるのです!

 まめ=納豆・小豆・大豆・油揚げなど
 ごま=ごま・くるみなどのナッツ類
 わかめ=わかめ・ひじき・のり・昆布・もずくなど海藻類
 やさい=緑黄色野菜・根菜類など
 さかな=あじ・いわし、あさり・しじみなどの貝類
 しいたけ=しいたけなどのきのこ類
 いも=さつまいも・じゃがいも・こんにゃくなど
 発酵食品=味噌・納豆・キムチなど


この中で特にお子さんに取ってもらいたいのは、大豆などの豆類!
どうして豆類がいいかというと、豆類には骨に必要なカルシウムだけでなく、その吸収を助けるマグネシウムも豊富だからです!

朝ごはんに納豆をたべるのはいいですね!
嵐の櫻井君も、納豆と豆腐を常備して食べているそう。
カルシウムばかりでなく、マグネシウムなどの成分が必要なことも忘れないようにしましょう。

運動する

これはもうそのままですね。
運動をして骨に負荷をかけてあげることが大切です。

お子さんと公園で遊んだり、スポーツを楽しんだりするのもいいですね。
ウォーキングもいいみたいですから、お子さんと近くのスーパーまで一緒に歩いていくのもいいですよ。

うちは時々息子たちと、ただただ歩きに出かけます。
ゆっくり歩きながらだと、子どもたちがリラックスして自由に話してくれるからコミュニケーションをとるのにもいいですよ。

ウォーキングで日光に当たれば、骨を丈夫にするビタミンDの生成も促進されてさらに理想的です。

ポイントは、“かかとの骨への衝撃”

1日50回、立ったまま かかとを「ドンドン」と床に落とし、骨の新陳代謝を促してあげましょう!

(イギリスのノッティンガム、1995年。「クィーンズメディカルスクール」の研究結果による)

私は椅子に座ったまま、前に足を投げ出した状態で交互に落とすのがやり易いです。
やってみると、50回は意外とあっという間。
1分ほどで出来てしまいます。

子どもはもちろん、骨密度が低下して骨粗しょう症にならないよう
女性のみなさんにもオススメです。

家族ぐるみでぜひ続けてみましょう。
(階下への騒音にならないよう配慮しましょうね)

睡眠をしっかりとりましょう

子どもたちには睡眠をしっかりとらせましょう。
そのためには大人たちが夜更かししないことも大切ですね。

できるだけ早く一日を終了できるように協力しましょう。
骨を強くしたり成長したりするのを助ける長ホルモンは寝ている間に最も分泌されるみたいですから、しっかり睡眠を取れるように協力しましょう。

ちなみにお子さんが中学生だと、夕方よく寝ませんか?
サイトとか調べてみると、夕方にあんまり長く寝ると、
夜更かししたり、朝起きられなくなったりするから良くないという情報も・・・。

でも中学生は成長期でもあり、体が大きくなるだけでなくホルモンバランスも大きく変化しています。
体の中はもう大変 ☆!!
もちろん限度はありますが、寝られる時はできるだけ協力してあげたいですね!

特にうちの男子たちは身長を伸ばしたいお年頃なので、寝過ぎかなと思う時も「おっ、背が伸びてるな!」と考えるようにしています。笑

保険も考えて

自治体によっては、子どもの医療費に補助があって、骨折の時にも通院の費用がかからなかったり、入院も一定額以上はカバーしてくれたりしますね。
ケガをした場所や時間によっては、学校やスポーツ系の習い事先で該当する保険もあるかもしれません。
ですから、短期の治療であればそこまでお金について心配する必要はないでしょう。

ただし、助成の対象外になるものもあります。
また、子どもの通院の付き添いなどでお父さんやお母さんが仕事を休んだり、余分な出費がかかったりすることがあるかもしれませんね。

そんなときは、けがの通院や骨折をカバーするオプションがあれば安心です。
わずかな掛金で保障が付けられるので、一考の価値ありですよ。





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