「無添加」と表示できる食品添加物?
【目次】
カラダのことを考えると「無添加」がいいですよね
この記事を読んでくださっている皆さんは、きっと「無添加」の食品を意識的に選んでいるのではないでしょうか?
わたしも、スーパーでそうしていましたよ!
ところが無添加であっても、注意が必要だと最近学びました。
それは「たんぱく加水分解物」というもの。
たんぱく加水分解物とは?
「たんぱく加水分解物」とは、こくやうま味を出すために食品で使われる調味料のことです。こくやうま味を出すには、普通はどうします?
たとえば、コクのあるとんこつラーメンは、長い間ぐつぐつと豚骨を煮て、うま味を引き出しますよね。これを「熱水抽出法」といいます。
でもこの方法では時間がかかりますから、当然コストがかかります。
そこで、エイヤッ!と簡単にうま味を引き出す方法が編み出されました!
人間ってすごい・・・それは「塩酸分解法」といって文字通り塩酸を使い、肉の切れ端や、油をとった後の脱脂大豆を溶かし、そこからうま味成分を取り出す方法です!
あ、塩酸といっても、最後には中和して取り除くので安全ですよ、ということになっています。
簡単にうま味が作り出せるのならいいのでは?と、感じられますが、実は問題もあります。
製造過程で発がん性の疑いのある物質ができてしまう
塩酸分解法では、製造過程で、「クロロプロパノール類」と呼ばれる不純物が微量に生成されることがわかっています。これが、国際機関のJECFAの評価によると、「発がん性の疑いのある物質であり、技術的に可能な限り低減すること」とされているのです。
クロロプロパノール類については、色んなサイトを調べてみましたが、微量だから「安全」と言ってるものや、動物実験では「危険」とわかっているので避けた方がいいといったものなど様々です。
でも、私が思うのは、やっぱり自然な方法で作られたものではないので、あえてカラダに取り入れるものではないかなと思います。
「たんぱく加水分解物」の分類に注意しましょう
このように、何かと物議を醸し出している「たんぱく加水分解物」ですが、問題はこのグループ分け。
たんぱく加水分解物は、元々の原料(動物性・植物性のタンパク質:魚粉や動物の皮膚や骨などのゼラチンや、油を採った後の脱脂加工大豆)をただ「分解」しているという考え方なので、「添加物」としては分類されていないのです!
たとえばこの図をご覧ください。
スラッシュの後、黄色の部分は「添加物」として分類されていることを意味します。ところが「たんぱく加水分解物」はスラッシュより前の原料の欄に分類されています。
つ・ま・り、これは、私のように短絡的に「無添加だ!健康に良さそうだからこっちにしておこう」と思って商品を選んでも、実は人工的な処理がほどこされ、ある程度の危険性のある「たんぱく加水分解物」を取り込む可能性があるということなのです!
「無添加」だから、無条件でカラダに良いという訳ではないのですね。
わたしが始めたこと
納豆がすきでよく食べるのですが、これについているのが「○○たれ」というもの。よく見ると・・・書いてありました「たんぱく加水分解物」。
この勉強をしてからは、たれを使わず、代わりに醤油をひとかけし、鰹節をまぶして食べることにしました!
でも、ドレッシング、焼き肉のタレ、スナック菓子、どこを見てもけっこう「たんぱく加水分解物」は含まれていますね・・・
全部を避けるのは不可能な気が・・・
最後の手段 - デトックス!
この勉強をしたとき興味深かったのは、一番大切なことは「デトックス」、つまり「排出」であるということです。
食品添加物や「たんぱく加水分解物」などを意識的に避けることはできても、完全に避けることは不可能。
でも、「食物繊維」をしっかりととることによって、それらの有害物質をカラダの外に排出できるのです!
食物繊維をしっかりとって、デトックスしましょう!食物繊維の取り方についてはまた今度。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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